ある日の牛丼屋 -春香-

作:426

「なぁ…春香。腹減ってるだろ?牛丼で良かったら食っていかないか?」
「え…?えーっと…ここ、ですよね?牛丼屋さん……」
「ああ。…やっぱり春香には似合わないか?こういう店は。俺はよく行くんだけどなぁ」
「あ、いえっ!入ってみたいですっ!是非!!」
「無理してないか?もう少し走ればどこかファミレスでも見つかるかもしれないぞ」
「いえ…あの、こういうお店って、友達同士でも入ることないし、
一人じゃもちろん入っちゃいけないような雰囲気があってダメでしたから…
プロデューサーさんが一緒なら、入ってみたかったんです!牛丼屋さんって」
「そ、そうか……(興味はあったみたいだな)」
「頑固なおじさんが、【テメェみてぇなケツの青い嬢ちゃんには10年早ェ!】とか言われて、
門前払いされそうだと思ってましたから…何だか怖くて」
「いつのイメージだよそれ!?今は店員さんも普通に接してくれるって」
「もしそんな頑固な職人さんだったら、プロデューサーさん、守ってくださいね。
じゃ、入りましょうー♪」
(だからそんな店員いないって…でも春香、かなりワクワクしてるみたいだな。
女の子から見れば、牛丼屋のイメージってそんなもんなのかねぇ…)

天海春香の注文:牛丼大盛り、コールスローサラダ、半熟たまご。 

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