三浦あずさ、アイドルになる決意をしたもうひとつの理由

作:ファル

1994年 11月18日
午前5時12分 都内某所

ここは東京某所にある繁華街
その近くにとある人物の家がある

あすさ 「今日もいい天気ね…」

三浦あずさ…20歳
大学生である

あずさ 「さてと…」

あずさはいつものように大学へ行く準備を始めた
するとテレビからこんなことが流れてきた

アナウンス 「アイドル候補生募集中!年齢、学歴等は問いません、ご希望の方は765プロまで…」

あずさ 「アイドルか…ってこんなことしてる場合じゃない、早く行かないと」

あずさは気にも留めずに大学へ行った

同日 午後8時17分
東京 繁華街

あずさは大学でのスケジュールをすべて終え家路を急いでいた
すると携帯がなった

あずさ 「あっ友美からだ…」

相手はあずさの友人である友美からだった
メールにはこう書かれていた

私、アイドルになろうと思って765プロに行きました
だけど面接で落選しました
そこでメールしました
あずさなら候補生になれると思います
歌は下手かもしれないけど
練習すれば何とかなります
考えておいてください
友美 


あずさ 「!」

あずさの脳裏に朝の映像が蘇る

あずさ 「ダメよ!友美でもダメだったんだから…でも」

あずさはそれから数日間悩みに悩んだ
しかし結果は出なかった…そんな時

2月1日 午後10時16分
東京 繁華街

結局考えがまとまらず途方にくれていたあずさは繁華街に来ていた
色々と聞こえてくる騒音…そして

あずさ 「もう…一体どうすればいいのよ!」

しかしその時…

??? 「1、2、3」

騒音の中でひときは目立つドラムの音にあずさは近づいていった

藤原 「ガラスの眼をしたネコは唄うよ 大きな声で りんりんと
ガラスの眼をしたネコは唄うよ 風にヒゲをゆらし りんりんと…」

あずさ 「いい曲…」

あずさが聞き入ってしまったのも無理はない…ここで歌っているアーティストこそが
後に大人気となるBUMP OF CHICKENなのだ(まだデビュー前だが)

曲はさらに続く

藤原 「「声が枯れたなら川へ行こう
水に写る顔をなめてやろう
昨日よりマシな メシが食えたなら
今日はいい日だったと
空を見上げて 笑い飛ばしてやる!!」

あぁ 僕はいつも精いっぱい 歌を唄う
あぁ 僕はいつもチカラ強く 生きているよ」

あずさ 「…」

あずさは聞き入ってしまった

藤原 「ガラスの眼をもつ猫は☆になったよ
大きな声もとまったよ
命のカケラも燃やし尽くしてしまったネ…
得意のブルゥスも聴けないネ

だけどオマエのそのブルースは
皆のHEARTの中に刻まれた
これからツライ事が もしあったなら
皆は唄いだす ガラスの眼を持つネコを思い出して
空を見上げて ガラスのブルースを
ネコを思い出して太陽を見上げて
ガラスのブルースを

あぁ 僕はいつも精いっぱい歌を唄う
Ah 僕はいつも力強く生きているよ
あぁ ボクの前にくらやみがたちこめても
あぁ ボクはALWAYS 精いっぱい ウタヲウタウ」

曲は終わった…

藤原 「今聞いてもらったのはガラスのブルースです、ありがとうございました」

あずさ 「ガラスのブルース…」

あずさはそうつぶやくと帰っていった
数日後…とある芸能事務所の一室にある女性の姿があった 



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