雑誌取材

作:名無し

それは4月が終わりに近づいていた頃の普通の平日

P『おはようございます』
小鳥『あっおはようございます』
小鳥さんと挨拶を交わしたあと俺は自分のデスクに向かう
P『ふぅ…4月でも寒いですね…』
小鳥『そうですねぇ〜私はこういう季節は好きですよ、プロデューサーさんは嫌いなんですか?』
P『嫌いではないですがどうも寒いのは苦手で』
小鳥『誰にでも苦手な季節はありますからね、でも風なんか引いたら大変ですね』
P『たしかにそうですね、でもちゃんと手洗いとかはしていますから大丈夫ですよ』
そこへ俺がプロデュースしている如月千早が来た
千早『おはようございますプロデューサー』
P『おはよう!千早』
千早『今日もがんばりましょうプロデューサー』
社長『仲がいいのはすばらしい事だよ』
P『あっおはようございます社長』
社長『実はだな君たちにこの書類を見てもらいたい』
P『えーと雑誌の取材ですか?』
社長『簡単に言えばそうだな、だが普通の取材ではないぞ』
P『どういう事ですか?』
社長『実はだなかの有名な栄光社の取材依頼なのだよ』
P『えっ!あっあの栄光社ですか?たしか取材を受けたアイドルは人気が瞬く間に急上昇するっていうやつですよね』
社長『ああそうだ、どうだね取材を受けてくれるかね?まあ君たちがいやと言うなら仕方ないがな』
P『いえぜひ受けさせていただきます!いいだろ千早?』
千早『わっ私はいいですけど…』
社長『これで決まりだな…小鳥君相手方に連絡をお願いするよ…私はコレで失礼するよ』
小鳥『はいわかりました』
そう言うと小鳥さんはさっそく相手方に電話をした
千早『まさか栄光社の取材を受けるなんて…夢とかではないですよね?』
P『俺も夢じゃないかと思ってるよ、けど夢だったら自分から夢なんて言わないだろ?』
千早『たしかにそうですね』
そこへ小鳥さんの声が聞こえた
小鳥『栄光社の取材は11時に事務所に来るそうです』
P『分かりました、どんな質問されるのだろうか…』
千早『気楽にいきましょうプロデューサー』
P『ああそうだな…』

そして予定の午前11時
取材班『おはようございます、栄光社の山田と申します』
社長『ではこちらへどうぞ』
P『気楽に行け』
千早『分かってますよ』
取材班『それじゃあこれからはじめますのでよろしくお願いします』
千早『はい、こちらこそよろしくお願いします』
そしてある日の風景6につながる…かもしれない 



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