無題1

作:名無し

「これでいいかなっ?」
思わず独り言を言ってしまう、そんな私。
私、天海春香は今日もまた夜遅くまでお菓子作りをしています。
プロデューサーには心配されたけれど、これは私の趣味だからつらくなんかないの。

今日作っているのはチョコレートのお菓子。
硬くなりすぎないように、甘くなりすぎないように
綺麗に泡立つように混ぜるのがチョコでのたしなみ。

(よろこんで…もらえるかな?)
さっきから明日手渡すあの人を想い、こうして時々手を止めて考えてる。
あの人な合わせて、前に作った物より大きめに、
勢いよく食べても崩れにくいように、滑らかに。
「…うん!上出来。」
これなら…きっと喜んで食べてもらえる。
明日、早く来ないかなぁ……

こうして、夜は更けていく… 


「おはようございます。」
「おっはよーございまーす、春香お姉ちゃん!」
「あ、お菓子作って来たんだけど、やよいちゃん食べる?」
「はい、ありがとうございます!」
パクパク…
「あーほら、もっと落ち着いて。顔に着いちゃってるじゃない。」「あ、ありがとうございま…キャッ!」

ペロペロ。
ガサゴソ。
ギシギシ。

P「…って、『あの人』とは俺のことじゃないのかい!」
社長「勢いでかいた。だが私は謝ら(ry」 



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